■■■ボクらの神姫を作ろう!■■■
ま、マジすか?鳥山プロデューサー…
電撃ホビーマガジンとコナミのコラボレーション企画で、オリジナル神姫のデザインを募集しているようです。
(詳しくは電撃ホビーマガジン3月号を見てください)
〆切りは3/24です。
応募形態は特に決まっていないので、あなたのアイデアが一番伝えやすいやり方で応募すればよいと思います。
が、既存の神姫デザイナーと同じようにガチでデザインして応募したい人に僕なりのアドバイスを書いておこうと思います。コレは正攻法ではなく、あくまでやり方の一つに過ぎない事をご了承の上で続きをお読み下さい。
■コンセプトを決めよう~
○○型神姫の○○部分ですね。それが面白いかどうか、新しいかどうか、誰もやっていないかどうかが審査員のハートを掴むと思います。好きなモノを何でも詰め込むより、コンセプトの純度が高い方が神姫のビジュアルも明確になって良いと思いますし、実際のデザイン作業中にビジョンのブレが無くなります。
■名前を決めよう~
武装神姫のデザインや、キャラ、メカに関わらず、デザイン作業において大事なのは名前です。名前が付いた瞬間からその「モノ」には命が吹き込まれ動き出し、そしてなにより愛情が育ちます。僕はデザイン作業において名前を付けるという作業は出来るだけ早い段階で済ませるべきだと考えています。
商品として他の登録商標と被らない名前というのは当然なんですけど、ネット社会ですので検索したときにちゃんとトップヒットするよう意識すると良いと思います。(アーク イーダはそれぞれ単体だとトップヒットしないんですけど…)
ネーミングに困ったときに使っています。
■神姫のテンプレート
武装神姫はその基本中の基本として素体の形状が決まっています。コレばっかりは変更できません。
デザイン画を描いたけど、製品化されたものと全然形が違う~というのは悲しいので、ちゃんと最終製品を意識してデザインするべきだと思います。 …が、これはプロのデザイナーの考え方なので、なれない人がやるとデザインから勢いとエモーションが抜け落ちてしまうこともあるので諸刃の剣です。

コピー機の上にうつぶせに寝かせてティッシュで掛け布団をかけてコピー。これで実寸大の神姫テンプレートが用意できます。規定ではMMS Ver.1を使用と決まっているようです。(武装神姫で使われているMMSは全部Ver.1です)
このテンプレートをライトボックスの上でトレースしながらデザインします。
デジカメで撮ってテンプレートを作ろうとすると、パースが付いて実物と違う印象になるのであまりオススメしません。
この実寸大というのが結構大事だったりします。この大きさで見たときのイメージ、ディテールに必要な情報量や、おもちゃとして造形可能なパーツの大きさなどを実感しながらデザインできます。
いわゆる神姫穴と呼ばれる統一規格の穴ですが、直径は3.3mm。さらに穴の周りの壁は直径6mm分程必要です。紙の上で描いてみるとこれがけっこう大きくてデザインしながら邪魔だ~と思うこともしばしば。あとから「こんなに大きいとは思わなかった~(;´Д`)」と泣かないようにも実寸大で描くと判りやすいです。
上記写真に有るような真円テンプレートやノギスがあると便利です。テンプレートに3.3mmの穴はありませんが、3.5mmの穴を使ってシャープペンで円を描くと3.3mmに近くなります。変形メカを考えている猛者の方は動きの確認用にコンパスを用いると良いかも。
有ると何かと便利なのがノギスです。テンプレートは大量揃えると効果を発揮します、覚悟のある人は揃えてみましょう。
■回転軸の求め方
ちょっとしたテクニックを一つ。
神姫のピンはパーツ同時の固定にも使いますが可動パーツの回転軸にも使います。
先ず回転軸の位置が決まっていたらいいのですが、先にパーツの「居て欲しい位置」が決まっている場合、逆にそこから回転軸の位置を求める方法です。変形神姫を考えている人は憶えておくと良いかも。
1)アークのアンダーニーガードを例に説明します。
水色とピンクに塗ったパーツはそれぞれ「ヒューマノイドモード」と「トライクモード」で「居て欲しい位置」です。
トレス台があるときはトレスで同じモノを描いておきます。
2)それぞれのパーツで特徴点を2個決めます。出来るだけ離れていた方が精度が上がります。
3)その点同士を結ぶ線を描き…
4)3)で描いた線の垂直二等分線を描きます。(紙場合はコンパスを使って、CGの場合は十字線を変形させて描きます)
5)垂直等分線が交わったところ(みどり丸)が求める回転軸です。
6)つまりこういうパーツを作って回転させると水色の位置にパーツを移動させることが出来ます。
上の図は説明のために作ったモノなので実際のアークのパーツとは形状が違います。










どうも。いつもイラスト&デザインを拝見させて頂いております。
回転軸の求め方は目から鱗です。
以前にも雑誌のインタビューで「テンプレートは揃ってないと意味が無い」といった感じのことを
おっしゃっていたように思うのですが
choco先生はどのくらいの種類のテンプレートをお持ちでしょうか?
あとテンプレートって、実際にどういう風に絵に活かしているのか
普段使っていない身には想像が難しいのですが
もしよかったらお教えいただけるとうれしく思います。
こんにちはCHOCOです。
僕が揃えているテンプレートはドラパスの楕円テンプレート全種になります。
以下のエントリーに購入時の写真があります。
http://chocolateshop-float.com/works/post-74.html
テンプレートの使い方はここでは説明しきれませんので、製図に関する教科書を買われるのがよいと思います。
必要な大きさと角度のテンプレートが手元に無いと、持っているテンプレートの方にデザインや絵を合わせて妥協する事になってしまいます。そうならないためにも出来るだけ全種類揃えることが大事です。
ただ一枚2000円〜3000円といいお値段がしますので、まず最初に
【ドラパス テンプレート】 総合楕円定規(大)
http://www.drapas.co.jp/products-C03.html
をご購入されて不足分を揃えていくのがよいかと思います。
>http://chocolateshop-float.com/works/post-74.html
おお…これは気がつきませんでした。
やっぱりメカを描くことが多いとテンプレートの
重要性を感じるのでしょうか。
>【ドラパス テンプレート】 総合楕円定規(大)
これは沢山楕円があってお徳な感じですね!
ご教授ありがとうございます。